アセロラの栄養と健康効果

フラボノイド配糖体

フラボノイド配糖体となるのがケルセチンです。これもアセロラに含まれる注目成分です。ケルセチンはポリフェノール化合物の一種で、柑橘類、リンゴ、緑茶、タマネギに含まれている成分です。このケルセチンが生活習慣病の予防、改善に効果を発揮します。


ケルセチンは食べ物意外にサプリメントとしても摂取したい栄養成分であり、アセロラのもうひとつの特徴ともなっています。


ケルセチンの効果はいろいろありますが、特にアレルギー抑制の作用は、今や国民病とも称される「花粉症」の改善に効果があるとされています。


更には、脂肪吸収の抑制ということで、健康飲料も登場しています。強い抗酸化作用、抗ガン作用もあり、まさに健康管理のための必須栄養素ともいえるかもしれません。


抗酸化作用というのは活性酸素による細胞の酸化の防止、抑制をする働きです。脳細胞の酸化も防ぐわけですから、アルツハイマー対策にも効果が期待できるとされています。


また、LDLコレステロールの酸化(過酸化脂質)を防ぐので、動脈硬化力、血栓症、血行促進、心臓病などにも効果が期待されています。


細胞の遺伝子情報(DNA)へのダメージ抑制も期待され、ガン予防、抑制にも抗酸化作用が発揮されそうです。


抗酸化作用のある他の栄養成分も多くあるのですが、その代表となるビタミンEよりもケルセチンの抗酸化作用はずっと強力なのです。アンチエイジングの一環としても役に立ちそうです。